2007年11月23日

鳥つながりで、「アオバズクの話。」

今から8年前になります。
青葉の季節、夜8時過ぎた頃。
ホー、ホーとフクロウらしき鳴き声が聞こえます。
犬の散歩をしながら夜空を見上げ、鳴き声の方角を探してみると、
いました。
民家の屋根のテレビアンテナにとまっています。
その頃グッドタイミングにも、
新聞にアオバズクの記事が載っていたので、
鳩くらいの大きさだと見当を付けていましたから、見逃しませんでした。
胸のまだら模様を確認した時は、うれしかった。
住処はなんとビルの通風口。
主食はコウモリのようです。
黒い毛のダンゴが落ちていました。
TVアンテナにとまっているアオバズクをじっと見ていると、
スゥーッと上方に向かって飛び立ち、
一転、木の葉が落ちるように、舞い落ちて、コウモリをキャッチ!!
美しい!!
夜の散歩の度にアオバズクを探しては、
ホー、ホーと呼びかけていました。

三度目の青葉の季節。
ホー、ホーと鳴き声がきこえます。
また今年もやってきた。

そして、奇跡のような出会いと、別れ。 つづく。

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2007年06月20日

芋虫のおばさん

・・・不思議の国では、アリスが道に迷っていると、キノコの上で水タバコをふかしているイモムシのおばさんがいました。「ペ−ポペ−ポ、ゲーラゲラ」、ドードーという鳥が岩の上で歌っています・・・
娘が2歳の頃に、毎晩本を読み聞かせていたので、すっかり全文を覚えてしまいました。

今日出会ったイモムシのおばさんは、グレープフルーツの小枝の上で、じっとして、まったく身動きしません。もうすぐさなぎになろうとしているようなので、これからしばらく注意して観察してみます。FI2596993_1E.JPG
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2007年06月15日

大山と愛宕山

先月5月19日に、中国地方の最高峰である鳥取県の大山、ついで6月3日に京都の愛宕山に行きました。

大山は標高1,711m、高校一年のときに頂上まで登り、尾根を縦走しましたが今はもうそんな体力はありません。そこではなから登山は計画から外し、ふもとにある湖畔のリゾートホテルで当時を回顧しながら、夫婦同伴で還暦のミニ同窓会を開きました。この日は天候が悪く、山の姿がまったく見えなかったのですが、翌日はからりと晴れ、写真のようにその雄姿をクッキリと拝むことができました。

つぎに924mの愛宕山ですが、これは竃の守り神の神社が頂上にあります。今回は町内の皆様の代参としてお札を戴きに行きましたので、登山を逃れるわけにはいかなかったのです。登りはじめてすぐこれはたいへんなことであると感じました。なにしろ普段から運動などしていませんからすぐ息切れがし、足越が疲れてきました。途中の立て札に「誰も助けてくれません、頼れるものはあなたの足だけ」という風なことが書いてありましたが、ほんとにそのとおりです。

愛宕山は3歳までの女の子が登山してお参りすれば、火事などの厄災に遭わないそうです。実際当日も3歳未満の女の子に二人会いましたが元気で登っていました。その姿をみていると苦しくても泣き言はいえず、ともあれ何度も休憩をとりながら2時間半もかかり、青息吐息でやっと神社までたどり着くことができました。登りもたいへんでしたが、下りはもっとたいへんで膝間接が痛くなり、雨具として持っていった傘を杖にしてやっと降りることができました。次回もし登ることがあれば事前の準備をしっかりしておかなければ事故のもとになると思いました。

とりあえず山二題、天国と地獄?のようでした。




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2007年04月21日

幻の、吉井川の黄しじみ

昨日は年間を通じて、潮干狩りに絶好の引き潮となりましたので、夕刻から吉井川に出かけ、<黄しじみ>を採ることとしました。
「吉井川の黄しじみ」は味のよいことで古くから知られておりましたが、その生息数は激減し、いまや絶滅危惧種になりそうなくらいです。

しじみ取りには「しじみ獲(かき)」という道具が必要です。これがないと相当量の蜆を効率よく集められません。我が家のモノは骨董品で、網が錆びてボロボロになったものを網だけステンレスにして張替えをしたものです。昔のようにたくさんはいませんでしたが、一時間ほどで小さなボールに6分目ほど採ることができました。
今夜は久しぶりの味を楽しみたいと思います。FI2596989_1E.JPG
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2007年02月27日

俵石は何処に、いまだに解けない謎

信貴山参詣のあと、長谷寺にもお参りしました。
長谷寺に行く目的の第一は、伝説の検証です。

私がご紹介している「皆足媛の話」ですが、そのもとになった備前西大寺縁起絵巻に「俵石」というものがが出てきます。

その「俵石」がここ長谷寺にあるということなのですが、お坊さんにお尋ねすると、「ありません」と一言、がっかりするお答えでした。

ともあれ西大寺のご本尊は、長谷の観音様が仏師に化身して授けてくださったものということになっていますから、お礼を込めてしっかり拝んでおきました。


posted by せのをや at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々是閑話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする