画期的であったのが、境目の無い遠近両用レンズで、
開発されて半世紀以上経ちましたが、今もなお日々進化を続けています。
レンズの構造は大きく分けると、単焦点レンズと多焦点レンズになるかと思います。
境目の無い遠近両用レンズはルイシンレンズとも呼ばれて、多焦点レンズの一種ですが、最近、単焦点レンズと多焦点レンズそのどちらにも属さないようなレンズが好評で注目を集めています。
それは基本的には遠見用(遠くを見る専用)の単焦点レンズですが、
老眼の眼になった中高年のかたや、読書やパソコン作業、
机上の勉強時間が長い若年のかたが使用すると、
「眼疲れ」が軽減して気持ちよく使って貰えるような構造になっています。
特に近業の多い中高生には「近視の予防やその進行を抑制」する効果が期待できます。
現在日本のレンズメーカー各社はそろってこの種のレンズを発売しています。
そのうち単純な単焦点レンズは特殊なものとなってしまうかもしれません。