2005年10月01日

第10回:メガネ悪相三態

物事を評価する場合、
時には悪口の方が核心を率直に捉えている事が多いものです。
そこで敢えて外見上良くないメガネの代表を列記してみます。


@ ずり落ちているメガネ

レンズには中心というものがあり、
メガネを調製する時には、理想的な中心位置を計測して加工を行います。
ところがメガネがずり落ちて掛かっていると
最初に設定した中心位置がずれてしまい
光学的に様々な不具合が生じて見え、具合が悪くなるだけでなく
他人から見た印象も悪くなります

どんなにぴったり似合った素敵なメガネであっても
ずりおちた状態で掛けていれば、知らず知らずのうちに
間抜けでだらしない印象を与えてしまいます。
そしてメガネを掛けている人を観察すると
約八割のメガネがずり落ちて掛かっています。

メガネがずり落ちる最も大きな要因は
フィッティング(最終的な掛け具合調整)が不十分であることにあり、
すべてメガネ店の責任です。
日本人は鼻が低いからずり落ちるというのは、
レンズも枠も軽量化された現今では全く視点がずれています。

フィッティングが未熟な場合、
検眼やその他の技術も未熟である事が多く、
ずり落ちが直せないメガネ店は避けるのが賢明でしょう。


A 曲がっているメガネ

上手にフィッティングされたメガネであっても
毎日使用しているうちに、各部が変形してくることがしばしばあります。
そうすると、メガネは曲がってかかってしまい
これも光学的な不具合が生じて見え具合が悪くなり
眼精疲労の原因となります。

曲がっているメガネを掛けている人は
他になんとなく不安定な印象を与えてしまい、
いくら正しい事を主張しても、今一つ信用がおけない感覚を生じさせます。
時々メガネ店に出向いて点検、調整されることを勧めます。
これもつぶさに観察すると、約五割の人のメガネは曲がってかかっています。


B 頬に食い込むメガネ

ファッション的なメガネやサングラスは別として、
ずり落ちてもいないし、曲がってもいないけれど
枠の下側がいつも頬に接触していたり、
笑うと頬に食い込むようなメガネを掛けている人が、約三割はいます。

こういう状態では、常にレンズと枠に顔の汚れや御化粧が付着する事となり、
レンズや枠が傷みやすくなるばかりでなく
メガネを掛けている時と外した時の印象の差が非常に大きなものとなり、
他に対して何となく違和感を感じさせる事となります。

新品のメガネが頬に食い込むような場合、
枠の選択が不適切であったり、
フィッティングが手抜きであることが大きな要因です。
メガネが頬に接触しているのはお客様に責任は有りません。
すべてメガネ店の責任です。


メガネは顔の一番目立つ場所に掛けるものですから
洋服以上に注意をして常に良い状態を保つよう心掛けるべきと思います。

posted by せのをや at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | めがね道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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