2005年07月01日

第7回:顔の中心とメガネ

物には何でも、中心というものがあるのが普通です。
人間にも中心があって、運動機能でみるならば、それは腰でしょう。
あらゆるスポーツにおいて、腰が据わっていることは最も重要で
ひどい腰痛を経験した人なら
それがいかに体を動かすのに障害になるかを知ってます。
生体機能の中心は
異論もあるかもしれませんがやはり心臓でしょう。

では人格の中心は何かというと、これは脳の中にあります。
そして、脳の中身は見ることができませんから
日頃の言動で推測するしかありません。

また人は対話によって、相手の人格の中身を
無意識のうちに探ろうとしますが、
その場合、どこを見ながら話をするかといえば
それは相手の眼を見ながらするのが、最も適切な方法です。
なぜなら口は嘘をつきますが、
眼は脳と神経系統が人体の生成過程から直結しており、
嘘がつけないからです。
顔は怒っていても眼が笑っているとはこれの証左です。

そこで、思惟する人間の中心は眼のある顔にあり
顔の中心は視覚デザイン的にも、両眼と鼻梁の交わった鼻根になります。
人は相対して相手の眼を見ますが、
接近して同時に両眼を見ることはできませんから
視線は自然に鼻根に集中していきます。


ここでメガネはどこに掛けるかといえば顔の中心です。
そしてメガネの中心は左右のレンズを繋ぐブリッジ部と
そこに接続しているクリングスパッドであり、
このパッドが鼻根に接してメガネを安定した状態で
顔の中心に固定しています。

即ちメガネを掛けている人が最も見られているのは、
歴然漠然に関わらず鼻根にあるパッドですが、
この小さな部品はメガネの中で常に肌に接しており、
汗やホコリ、お化粧、タバコの煙などで非常に汚れやすく
傷みやすい苛酷な環境に置かれています。

したがって常に清潔にしておかないと次第に変色変質変形していき、
そのうち真っ黒に汚れが蓄積して
非常に不潔な状態になることは珍しくありません。

こういったパッドの汚れの酷いメガネを掛けていると
顔の中心が薄暗くなり、知らず知らずの内に他に与える印象が
悪くなっていきます。
相手方からすると明確な理由はわからないのだけど
なんとなく不潔でいやな感じを持ってしまい、
人物評価を下げてしまうことにもなり兼ねません。


パッドのメインテナンスや交換は
定期的にめがね店でやってもらうと良いでしょう。
微妙な部分ですからご自分で触らない方が賢明です。
普段はメガネ専用の発泡洗浄剤を使うか、
できれば家庭用の超音波洗浄器で清掃すれば
いつも気持ちの良いメガネで相手に好印象を与えることができます。

いくら高級そうな服を着て立派なことを話していても
顔の真ん中にあるメガネのパッドが汚れていては
今一つ信用が置けないような気がします。
いくらデザインの良いメガネを掛けていても台無しです。
よくよく気をつけるべきと思います。


posted by せのをや at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | めがね道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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